武田のADHD治療薬、後発薬の出荷開始 米FDAが承認

Reuters

発行済 2023年09月01日 11:15

[31日 ロイター] - 注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療薬である武田薬品工業の「ビバンセ」の後発医薬品(ジェネリック)の出荷が開始された。米国で続くADHD治療薬不足を補うと期待されている。

米食品医薬品局(FDA)は8月28日、ビバンセに関する武田の独占権が24日に失効したことを受けて、製薬会社11社のジェネリックを承認したと発表した。カプセルと、口の中でかみ砕いて服用するチュアブル錠があり、用量は10─70ミリグラム。