日経平均は78円高でスタート、マツダやINPEXなどが上昇

Fisco

発行済 2023年09月06日 09:31

更新済 2023年09月06日 09:45

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33115.06;+78.30TOPIX;2383.75;+5.90


[寄り付き概況]

 6日の日経平均は78.30円高の33115.06円と8日続伸して取引を開始した。
前日5日の米国株式市場は下落。
ダウ平均は195.74ドル安の34641.97ドル、ナスダックは10.86ポイント安の14020.95で取引を終了した。
サウジアラビアやロシアが減産延長計画を発表し、供給ひっ迫による原油高でインフレも長期化するとの懸念が浮上し、寄り付き後、下落。
年内の利上げ観測も根強く長期金利の上昇を警戒した売りが強まり、終盤にかけてダウ平均は下げ幅を拡大した。
ハイテクは12日にイベント開催を予定している携帯端末のアップル(AAPL)の新商品発表への期待を背景に底堅く推移したが、ナスダックもプラス圏を維持できず下落で終了した。


 今日の東京株式市場は買いが先行した。
外為市場で1ドル=147円40銭台と、昨日15時頃と比べ60銭ほど円安・ドル高水準となったことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。
また、昨日の日経平均が前場に下げた後は底堅く推移し、心理的な節目とされる33000円を回復し、昨日の高値で取引を終えたことから、相場の腰の強さを指摘する向きもあった。
一方、昨日の米株式市場で、主要3指数
(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。
また、日経平均は昨日までの7日続伸で1400円を超す上げとなったことから、短期的な戻り待ちの売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。


 セクター別では、鉱業、輸送用機器、石油石炭製品、銀行業、保険業などが値上がり率上位、倉庫運輸関連、ガラス土石製品、化学が値下がりしている。
東証プライムの売買代金上位では、マツダ (TYO:7261)、INPEX (TYO:1605)、ZHD (TYO:4689)、三菱重 (TYO:7011)、ソシオネクスト (TYO:6526)、ソニーG (TYO:6758)、ホンダ (TYO:7267)、トヨタ (TYO:7203)、リクルートHD (TYO:6098)、ルネサス (TYO:6723)、NEC (TYO:6701)、レーザーテック (TYO:6920)、JR東 (TYO:9020)、アドバンテスト (TYO:6857)、OLC (TYO:4661)、ENEOS (TYO:5020)などが上昇。
他方、三菱商 (TYO:8058)、丸紅 (TYO:8002)、武田薬 (TYO:4502)、信越化 (TYO:4063)などが下落している。


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