中国アリババ、AIモデル「通義千問」を一般公開

Reuters

発行済 2023年09月13日 12:01

Casey Hall

[上海 13日 ロイター] - 中国のアリババは13日、生成AI(人工知能)の大規模言語モデル「通義千問」を一般公開すると発表した。中国当局はこのところ、AI開発企業を積極的に後押ししており、アリババのAIモデル公開も承認したとみられる。

アリババ・クラウド・インテリジェンス部門は対話アプリ「微信(ウィーチャット)」への投稿で、通信機器メーカーのOppo(オッポ)、傘下のネット通販サイト「淘宝網(タオバオ)」と会議アプリ「釘釘(ディントーク)」、浙江大学などの組織が、独自の大規模言語モデルに学習させたり、通義千問に基づき言語モデルのアプリを開発するため提携合意を結んだと明らかにした。