米モデルナ、インフルワクチンが後期試験で有効性示す

Reuters

発行済 2023年09月14日 14:45

更新済 2023年09月14日 14:55

Patrick Wingrove

[13日 ロイター] - 米バイオ医薬品大手モデルナは13日、開発を進めているメッセンジャーRNA(mRNA)技術に基づく季節性インフルエンザワクチンについて、後期臨床試験でA型とB型を合わせた全ての株に対し、従来のインフルエンザワクチンと比較してより強い免疫反応を引き起こしたと発表した。

モデルナによると、このワクチンの有効性は高齢者を含むすべての年齢層で示されるとともに、安全性と忍容性も認められた。また別の初期の直接比較試験で、このワクチンが仏製薬大手サノフィのインフルエンザワクチンと同等かそれを上回る効果を示した。