米下院歳入委員長、テスラにCATLとの関係質問 日産にも書簡

Reuters

発行済 2023年09月20日 09:48

David Shepardson

[ワシントン 19日 ロイター] - 米下院歳入委員会のジェイソン・スミス委員長(共和党)は19日、電気自動車(EV)大手のテスラに対し、中国の車載電池大手・寧徳時代新能源科技(CATL)との関係を詳しく説明するよう求めた。EV補助金が外国企業に流れるとの懸念を受けた。

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)宛ての書簡で、同社がCATLと契約しているか、契約を検討しているかなどと質問している。その上で、委員会は「(CATLが)フォードとのような別の契約を交渉しようとしているのではないか」と懸念していると明らかにした。

議会共和党は、フォード・モーターがCATLの技術を利用してミシガン州にバッテリー工場を建設する35億ドルの投資計画について調査している。