Heekyong Yang
[ソウル 24日 ロイター] - 韓国のLG化学は23日、中国コバルト大手の華友集団の子会社Youshanとモロッコにおける電気自動車(EV)用バッテリー材料の合弁工場建設で提携したと発表した。
華友傘下の上場会社、浙江華友鈷業(浙江華友コバルト)は別の声明で、国際的な成長促進に向けた戦略的提携の下でLG化学と共同でインドネシアとモロッコで工場を建設する意向を表明した。
LG化学は声明で、モロッコ工場の生産開始は2026年の予定で、エントリークラスのEV50万台分を賄うリン酸鉄リチウム(LFP)電極材料年間5万トンの生産を目指すと説明した。
LG化学は割高なニッケル・コバルト・マンガン(NCM)電極の生産で知られているが、割安なLFPバッテリーの需要拡大に対応するためにLFP電極事業に参入する。