[27日 ロイター] - 写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営する米スナップは、企業向け拡張現実(AR)サービス部門のARエンタープライズ・サービシズを閉鎖する。事業多角化のため3月に立ち上げたばかりだったが、収益化に苦戦していた。
部門閉鎖に伴い約170人を削減する。
エバン・スピーゲル最高経営責任者(CEO)は従業員宛てのメモで、経営資源を中核の広告事業に集中させる必要があると説明した。
スナップなど広告収入に頼るソーシャルメディア各社は昨年初め以降、インフレの打撃を受けた事業者の広告支出削減に直面している。