Reuters
発行済 2023年10月05日 13:04
[ロンドン 4日 ロイター] - 英石油大手BPは4日、埋め立て地から発生するガスを再生可能天然ガス(RNG)に加工する工場を米国で稼働させた。昨年12月に米バイオガス生産最大手アーキア・エナジーを買収してから初となる。
このRNGプラントはインディアナ州メドラにあり、毎分3200立方フィートのバイオガスをRNGに加工できる。BPによると暖房用ガスとして、年間約1万3026世帯に供給することが可能だ。
埋め立て地の廃棄物が分解されて発生するバイオガスを処理して、RNGが生産される。このプラントでは埋め立て地のバイオガスを回収して電気や熱、RNGに変換する。
アーキアのスターリー・サイクス最高経営責任者(CEO)は「これは温室効果ガス排出を実質ゼロにする目標達成に向けた力強い一歩になる。埋め立て地から発生するガスを回収し、顧客に温室効果ガスの排出量が少ない低炭素燃料を供給する」と意欲を語った。
が書いた: Reuters
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