Reuters
発行済 2023年10月10日 08:41
[9日 ロイター] - 9日のニューヨーク株式市場で、ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アームの株価が一時約3%上昇し、55.8ドルを付けた。アームの新規株式公開(IPO)で引受機関になっていた大手行の投資判断が一斉に解禁され、「買い」推奨が相次いだことが理由。
買いを表明した大手行にはJPモルガンやゴールドマン・サックスなどが含まれ、ロイヤルティー料の引き上げとクラウドや自動車分野でのシェア拡大を通じて増収を図るアームの計画に「お墨付き」が与えられた形だ。
これまで投資判断を提示していた金融機関の間では、アームの先行きに懐疑的な見方が優勢で、3社が「ホールド」、1社は「強い売り」を推奨していた。
9日時点のアームの目標株価については、シティやドイツ銀行、TDコーエンなどの間で57―85ドルに設定され、最も強気だったのはローゼンブラット・セキュリティーズだった。この日投資判断を開始した少なくとも17社の平均は63.50ドルとなった。アームの公開価格は51ドル。
シティは、アームは最も急速に成長する大手半導体メーカーの一角を占める可能性があり、2027年度までの年間売上高伸び率は18%で推移すると予想した。
アーム株は0.3%高の54.25ドルで9日の取引を終えた。
が書いた: Reuters
金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。