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[15日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)の買収を巡り、カタールの投資家グループが撤退する見込みであることが分かった。情報筋が明かした。
買収にはシェイク・ジャシム・ハマド・サーニ氏を中心とした投資家グループと、英化学大手イネオス会長のジム・ラトクリフ氏が名乗りを挙げていたが、ジャシム氏は9カ月にわたる交渉で話がまとまらないことにしびれを切らしているとされ、このほど60億ドル(約8970億円)以上は出資する意向がないことを現オーナーのグレーザー一族に伝えたという。
一方、ラトクリフ氏は株式の25%に対して15億ドル以上を支払う意向があるという。その場合、純有利子負債6億ドル以上を除いた評価額が65億ドル近くになる見込みで、買収に向けてラトクリフ氏が有利になった。
米紙ウォールストリート・ジャーナルが関係者の話として伝えたところによると、契約がまとまれば、今月中にも発表される可能性がある。