Reuters
発行済 2023年10月21日 00:30
[ロンドン 20日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)グローバル・リサーチの週間調査によると、18日までの1週間で米債に53億ドルの資金が流入した。米債価格は引き続き下落しているものの、36週連続で資金が流入。2010年8月以降で最長となった。一方、株式などのリスク資産からは資金が流出。市場心理も「極めて弱気」の水準となった。
マネー・マーケット・ファンド(MMF)からの資金流出額は1089億ドルと過去最大。MMFには今年に入り1兆ドル超が流入しており、これまでのトレンドとは異なる動きとなったが、今回の調査ではその理由は示されていない。
先進国と新興国の株式からは52億ドルの資金が流出。ハイ・イールド債(ジャンク債)ファンド、投資適格債ファンド、新興国債券からも資金が流出した。
市場心理の指標であるブル・ベア指数は1.9に低下。市場心理は極めて弱気であり「逆張り投資家にとっての買いシグナル」とした。
一方、こうした弱気の環境下でS&P総合500種が4200ポイント台を維持できなければ「クレジットイベントもしくはハードランディングのリスクが迫っているかもしれない」とした。
が書いた: Reuters
金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。