野村マイクロ、KOA、霞ヶ関キャピタルなど

Fisco

発行済 2023年10月25日 15:24


(TYO:4816) 東映アニメ 13160 -610伸び悩んで大幅反落。
前日に業績予想の上方修正を発表。
上半期営業利益は従来予想の97億円から113億円に、通期では175億円から190億円にそれぞれ引き上げた。
前年度公開の映画の波及効果が継続し、配信権販売や商品化権販売などが想定以上に好調推移した。
ただ、第1四半期の収益悪化は評価損が要因とみられ、通期コンセンサスは200億円程度だったことから、材料出尽くしと捉えられたようだ。


(TYO:3498) 霞ヶ関キャピタル 8070 -660大幅続落。
前日に24年8月期の配当計画上方修正を発表している。
プライム市場上場記念配当50円を期末に実施し、年間配当金は従来計画の120円から170円にするとしている。
前期の配当金は60円であった。
ただ、増配後でも前日終値ベースでの配当利回りは1.9%程度の水準にとどまっており、利回り妙味が高まる状況には至らず。

決算発表後に株価が急伸してきたことで、一段の出尽くし感につながっているようだ。


(TYO:4684) オービック 20965 -970大幅反落。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は354億円で前年同期比15.2%増となった。
第1四半期の同15.6%増に対して7-9月期も同14.7%増と、クラウド契約の増加に伴って順調な業績推移が続く形に。
通期予想の700億円、前期比12.0%増は据え置き。
好決算ではあるものの、順調な業績推移は株価に織り込み済みで、今回の決算でインパクトは限定的であったことから、出尽くし感が先行する状況に。


(TYO:7309) シマノ 21310 +810大幅続伸。
前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は182億円で前年同期比60.2%減となったが、ほぼ市場コンセンサス線上での着地に。
通期予想は従来の700億円から770億円に上方修正した。
自転車部品・釣具ともに販売環境は厳しい状況であるが、懸念されたほどの落ち込みは回避される状況。
株価も低水準での推移が続いていたことから、目先のあく抜け材料につながったようだ。


(TYO:6954) ファナック 3752 -38反落。
UBS証券では投資判断を「バイ」から「セル」に2段階格下げ、目標株価も5100円から3000円に引き下げている。
FA事業とロボット事業の成長見通しを引き下げ、23年度以降の業績予想を下方修正。
循環調整は株価に織り込まれたものの、同社が直面している構造的問題は今後織り込まれる余地としている。
ロボット需要は中国が過半を占めており、同社では競合環境に対応する必要性が高まっていると指摘。


(TYO:8218) コメリ 2953 -117大幅続落。
前日に上半期決算を発表、営業利益は138億円で前年同期比19.0%減となり、通期予想は従来の270億円から218億円、前期比16.3%減に下方修正している。

一転しての2ケタ減益となる見通し。
記録的な猛暑の影響により、屋外作業や園芸農薬、初秋のガーデニング・家庭菜園に関連する商品の販売が低調に推移し、昨年発生した台風による防災・補修需要の反動も大きく響く形となっているようだ。


(TYO:6999) KOA 1448 -179急落。
前日に上半期決算を発表、営業利益は14.5億円で前年同期比74.1%減となり、通期予想は従来の67億円から23億円、前期比77.5%減に下方修正している。
産業機器や民生機器市場を中心に国内外で顧客の在庫調整が継続しており、需要の回復は来期以降にずれ込む見通しとなっているようだ。
通期の市場コンセンサスは60億円程度であったとみられ、想定以上の下方修正をネガティブ視する動きに。


(TYO:2270) 雪印メグ 2301 +56大幅反発。
前日に収益予想の上方修正を発表している。
上半期営業利益は従来予想の70億円から112億円、前年同期比52.4%増に、通期では140億円から182億円、前期比39.4%増にそれぞれ引き上げている。
価格改定の着実な浸透、エネルギー価格などコスト上昇が想定レベルより低下したことなどが背景に。
上振れは想定線だが、上半期の増益率は第1四半期よりも一段と拡大する形で、修正幅は想定以上とみられる。


(TYO:3923) ラクス 1838 +71.5大幅続伸。
前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。
営業利益は従来予想の13.5億円から17.2億円、前年同期比2.5倍の水準に引き上げ。
主力サービスである楽楽精算、楽楽明細の新規受注が想定以上に好調であったほか、人件費、広告宣伝費、外注費などの費用が予想よりも低減できているもようだ。
第1四半期決算時に9.9億円から13.5億円に上方修正しており、再度の上方修正となる形に。


(TYO:6254) 野村マイクロ 6920 +1000ストップ高。
前日に業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の28.7億円から57億円、前年同期比3.6倍に、通期では70億円から96.5億円、前期比47.3%増にそれぞれ引き上げ。
水処理装置・メンテナンスともに受注が堅調に推移し、大型水処理装置案件の工事なども想定以上に好進捗となった。
第1四半期業績から上振れ期待は高かったものの、上半期上振れ幅の大きさにはポジティブなインパクトが先行。

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存