Archishma Iyer
[26日 ロイター] - 豪資源会社フォーテスキューは26日、7─9月期の鉄鉱石出荷量が前年比3%減少したと発表した。メンテナンス作業の増加と港湾での備蓄減少が背景。アイアンブリッジ磁鉄鉱プロジェクトの操業上の問題で処理が制限されたことが影響した。
出荷量は4590万トン。前年同期は4750万トンだった。
同社は今月中旬、アイアンブリッジ事業について、年2200万トンのフル稼働に向けた生産拡大に変更はなく、2年以内に見込まれるとしていた。
シティのアナリストはリサーチノートで、「アイアンブリッジはここからの増産ペースが課題になる」と述べた。
フォーテスキューは今年度の鉄鉱石出荷量見通しを1億9200万─1億9700万トンに据え置いた。アイアンブリッジからの約500万トンが含まれる。