グーグルCEO、検索エンジン初期設定で支払い認める 独禁法訴訟

Reuters

発行済 2023年10月31日 12:41

Diane Bartz

[ワシントン 30日 ロイター] - 米司法省などが米グーグルを反トラスト法(独占禁止法)違反で訴えた裁判の審理で、ピチャイ最高経営責任者(CEO)が30日、証人として出廷した。ピチャイ氏は自社の検索サービスの利用者をつなぎとめるため、パソコンやスマートフォンに同社の検索エンジンを初期設定として搭載してもらうことの重要性を認めた。

この裁判はグーグルが2005年以来、自社の検索サービスを初期設定として搭載してもらう対価として、米アップルなどのスマホメーカーや携帯電話会社に年間100億ドル超を支払ってきたことが焦点。