三菱自、米陪審が9.77億ドル支払い評決 シートベルト巡る訴訟で

Reuters

発行済 2023年11月01日 12:54

Jonathan Stempel

[31日 ロイター] - 米ペンシルベニア州フィラデルフィア一般訴訟裁判所の陪審は10月30日、三菱自動車に対し、横転事故を起こした際にシートベルトの欠陥が原因で四肢まひになったと訴えていた男性(58)とその妻に約9億7700万ドルの損害賠償を支払うよう命じる評決を下した。原告側代理人が明らかにした。

内訳は1億7655万1384ドルの補償的損害賠償と8億ドルの懲罰的損害賠償という。

三菱自は評決に失望しており、控訴すると表明した。