米超党派議員が中国警戒、オープンソース半導体技術 政権に圧力

Reuters

発行済 2023年11月02日 20:20

Stephen Nellis

[サンフランシスコ 2日 ロイター] - オープンソースの半導体設計技術「RISC─V(リスクファイブ)」の利用が中国で高まっていることへの警戒感が米議会で広がっている。このほど超党派の議員がバイデン政権にこの問題の対応を質す書簡を送った。

リスクファイブは、アームやインテルの独自技術に対抗するもの。米国企業ではクアルコムやアルファベット傘下のグーグルなどがリスクファイブ技術に取り組んでいるが、中国企業の間でも利用が広がっている。

ロイターは先月、少なくとも4人の有力議員が、中国で利用が広がるリスクファイブが米国の国家安全保障上の脅威になり得るとみていると報じた。