サムスン電子会長に禁錮5年求刑、不正会計や株価操作巡り

Reuters

発行済 2023年11月17日 15:07

Joyce Lee

[ソウル 17日 ロイター] - 2015年の系列会社合併にからむ不正会計や株価操作の罪に問われているサムスン電子の李在鎔会長の論告求刑公判が17日、ソウル中央地裁で開かれ、検察側は禁錮5年を求刑した。

李氏は不正行為を否定している。判決は数カ月内に言い渡される見込み。

李氏はこれとは別に朴槿恵元大統領への贈賄罪で実刑判決を受け、17年から計18カ月服役し、21年に仮釈放された。22年に恩赦を受け、同年10月にはサムスン電子の会長に就任した。