X、広告収入最大7500万ドル喪失も 反ユダヤ主義的言動で=NYT

Reuters

発行済 2023年11月27日 10:32

[24日 ロイター] - 実業家イーロン・マスク氏が所有する米ソーシャルメディア企業のX(旧ツイッター)は、数十に上る主要ブランドによる広告掲載の停止のため、年末までに広告収入を最大7500万ドル失う可能性がある。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が24日報じた。

マスク氏が反ユダヤ主義的な投稿を支持したことから、米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニー、米映画大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーなどがXへの広告出稿を止めている。

Xは今月、X上でアップルやオラクルなどの大手ブランドの広告がヒトラーやナチスを賛美する反ユダヤ主義的な投稿と並んで表示されていると指摘したメディア監視団体「メディア・マターズ」を名誉棄損で提訴した。