米FTC、MSのゲーム大手買収巡り地裁判断に誤りと主張

Reuters

発行済 2023年12月07日 11:48

Diane Bartz

[ワシントン 6日 ロイター] - 米連邦取引委員会(FTC)は6日、マイクロソフト(MS)によるゲームソフト大手アクティビジョン・ブリザードの買収を巡り、競争法上合法とした連邦地裁の判断が誤っていたと主張した。

FTCは昨年12月、買収が競争を阻害するとして差し止めを求めて提訴したが、連邦地裁は今年7月にFTCの申し立てを退けた。MSは10月13日、英当局の認可を受け、買収を完了した。

FTCの弁護士は控訴裁(高裁)の判事3人で構成する委員会に対し、下級審ではFTCに高すぎる基準が課され、事実上買収が反競争的であることを証明するよう強いられたと主張。