マスク氏、SECとの和解で最高裁に上訴 「言論の自由侵害」

Reuters

発行済 2023年12月08日 10:40

John Kruzel

[ワシントン 7日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は7日、証券取引委員会(SEC)が旧ツイッター(現X)への自身の投稿を巡る同意審決の履行に際して権限を逸脱し、憲法で保障されている言論の自由を侵害したかどうか審理するよう、連邦最高裁判所に上訴した。

マスク氏の弁護士によると、同氏はテスラの非上場化に向けて「資金を確保した」とする2018年8月の投稿に関し、SECとの和解策である同意審決を支持した下級裁判所の5月の判決について審理を求めている。