オープンAIとMSへの集団訴訟、作家11人が合流 著作権を侵害

Reuters

発行済 2023年12月21日 13:39

Blake Brittain

[20日 ロイター] - ノンフィクション作家11人から成るグループが19日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手掛ける米オープンAIとマイクロソフト(MS)に対する集団訴訟に原告として加わった。

原告は米ニューヨーク州マンハッタン連邦地方裁判所への訴状で、チャットGPTや他のAIベースのソフトウエアモデルの学習に自分たちの著書が悪用されたと主張。オープンAIの大規模言語モデルの学習に書籍を使用したことは著作権侵害に当たると訴えている。

11人にはピューリッツアー受賞作家のテイラー・ブランチ氏、ステイシー・シフ氏のほか、理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの伝記「『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」を共同執筆したカイ・バード氏などが含まれている。この書籍は今年、「オッペンハイマー」として映画化されヒットした。