Reuters
発行済 2024年01月04日 12:56
David Shepardson
[ワシントン 3日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は3日、今年から米連邦税額控除の対象外になった電気自動車(EV)について、7500ドルのインセンティブ(販売奨励金)を提供すると発表した。
一方、米同業フォード・モーターはEV「F─150」の一部の低価格モデルを5000─1万ドル値上げすると発表。一部の高価格モデルについては最大7000ドル値下げする。
米政府は先月、EV供給網の中国依存脱却に向けた新たなバッテリー調達ルールを公表。1月1日の新ルール発効を受け、税控除の対象となるモデルはこれまでの43から19に減少した。
GMは先月、EV「キャデラック・リリック」と「シボレー・ブレイザー」が1月1日から一時的にEV向け連邦税額控除の対象外になると発表。1月1日時点で税額控除の対象になるEVは「シボレー・ボルト」のみとしていた。税額控除の対象外となる2車種は2つの小さな部品が原因で、今年初めに資格を満たす部品を調達する計画を進めている。
フォードも先月、「Eトランジット」「マッハE」が1月1日付で3750ドルの税額控除の適用外になると発表。「F─150EVライトニング」と「リンカーン・コルセア・グランド・ツーリング」は引き続き税額控除が適用される。
が書いた: Reuters
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