トヨタ、数年以内に全固体電池搭載EVを全世界で投入へ

Reuters

発行済 2024年01月12日 10:19

Aditi Shah

[ガンディナガール(インド) 11日 ロイター] - トヨタ自動車は、充電時間が短くて航続距離を伸ばせる電気自動車(EV)用の次世代電池である全固体電池を搭載したEVを、全世界で数年以内に投入する。同社幹部が11日、インドで開催された投資サミットで明らかにした。

全固体電池はEVの航続距離を劇的に向上することが期待でき、トヨタが昨年6月に発表した戦略的転換の重要な項目の一つ。

トヨタと出光興産は昨年、全固体電池の開発と量産で提携すると発表し、2027─28年の商業化を目指している。