Tatiana Bautzer
[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米金融大手シティグループのジェーン・フレイザー最高経営責任者(CEO)が18日、取締役と電話会議を行い、抜本的な組織再編について協議したことが複数の関係者の話で分かった。
この会議とは別に、市場、リスク、投資銀行部門の責任者らが再編の一環として解雇通知を受けた。
一部の責任者は2月1日付で自分のポジションがなくなると告げられたという。レイオフと退職金の詳細については来週発表される。
シティはコメントを控えた。
シティは先週、2023年第4・四半期決算が18億ドルの赤字になったと発表。今後2年間で2万人を削減する方針を示した。
関係者によると、フレイザーCEOは会議で組織再編に関するさまざまな議題について話し、今後2年間で2万人の人員を削減する計画にも言及した。
現在の再編で5000人を削減するほか、さらに5000人を事業売却を通じて減らすという。
残り1万人の削減は、テクノロジーやオペレーションなどサポート部門で実施するという。