ユナイテッド航空、第1四半期は赤字予想 ボーイング機運航停止で

Reuters

発行済 2024年01月23日 07:51

Rajesh Kumar Singh

[シカゴ 22日 ロイター] - 米航空大手ユナイテッド航空ホールディングスは22日、第1・四半期の調整後1株損益が0.35─0.85ドルの赤字になるとの見通しを示した。アナリスト予想の0.21ドルよりも大幅な赤字となる。

同社の見通しはボーイングの旅客機「737MAX9」の運航停止が1月末まで継続することを想定している。

ただ、2024年通年の堅調な見通しを受け、株価は引け後の時間外取引で約6%上昇した。

ユナイテッドによると、MAX9の運航停止は第1・四半期の燃料費以外の営業コストに約3%ポイントの影響を及ぼすという。

24年の調整後1株利益見通しは9─11ドル。アナリスト予想は9.58ドル。