[23日 ロイター] - 調査会社ニューズーによると、2024年の世界のテレビゲーム市場は前年比2.8%増の1893億ドルに拡大する見通しだ。米マイクロソフトの家庭用ゲーム機「Xbox(エックスボックス)」とソニーグループの「プレイステーション5」の好調な販売が背景にあるという。
ゲーム市場は22年、高金利や物価の高止まり、大作ソフト不足から4.3%減となったが、23年に約0.6%増に転じた。エレクトロニック・アーツの「STAR WARS(スター・ウォーズ) ジェダイ:サバイバー」など大作の発表が数件あったことが要因。24年はゲーム機販売が伸張し、市場全体の回復ペースが加速しそうだという。
ニューズーのリポートによると、24年の新作ソフトのラインナップは、期待作の発表予定がめじろ押しだった23年に比べると見劣りしそうだが、新作発売後も新コンテンツを継続的に追加するライブサービスゲームや旧作の販売がゲーム機の堅調な売り上げをけん引する見通しという。
*カテゴリーを追加します