中国アリババ、消費者部門資産の売却検討 フーマーなど=関係筋

Reuters

発行済 2024年02月05日 08:42

Julie Zhu Kane Wu

[香港 2日 ロイター] - 中国電子商取引(EC)大手のアリババ集団は、傘下の生鮮スーパーチェーン「盒馬鮮生(フーマー・フレッシュ)」や大型スーパー「大潤発(RTマート)」を含む、消費者部門の複数資産の売却を模索している。関係筋3人が明らかにした。

関係筋1人によれば、売却計画の背景には、アリババが蔡崇信会長と昨年9月に就任した呉泳銘最高経営責任者(CEO)の下で、非中核的な不採算部門を売却する一方で、中核事業である収益性の高いeコマースのビジネスモデルに再度焦点を移したことがあるという。