「マグニフィセントセブン」、売上の伸びが好調維持の鍵=ゴールドマン

Reuters

発行済 2024年02月06日 03:21

[ニューヨーク 5日 ロイター] - ゴールドマン・サックスのストラテジストは、超大型7銘柄「マグニフィセントセブン」が今後もアウトパフォームし続けるかどうかは、売上高の強い伸びが鍵を握るという見方を示した。

アップル、マイクロソフト、 アルファベット、アマゾン・ドット・コム、エヌビディア、メタ、テスラの7銘柄は2023年、それぞれ約50━240%値上がり。合計でS&P総合500の昨年のトータルリターンの60%超を占めた。

チーフ米国株ストラテジストのデービッド・コスティン氏率いるゴールドマンのストラテジストによると、7銘柄の年初来のリターンは7.9%と、S&Pの残り493銘柄の計2.6%をアウトパフォームしている。

また、7社の売上高の伸びは26年までに平均で年率12%と、残りの493社の3%を超えて成長する見通し。

ストラテジストはノートで、多数の独占禁止法違反訴訟やマクロ面の変化などが株式のリターンに影響する中、「これら7銘柄にとり売上高の伸びが最も重要な原動力になると考える」と述べた。