米グーグル、監視ソフト会社の規制強化呼びかけ スパイ技術拡散

Reuters

発行済 2024年02月07日 13:45

更新済 2024年02月07日 14:54

Zeba Siddiqui

[6日 ロイター] - 米アルファベット傘下のグーグルは6日、監視ソフトウエア会社が危険なハッキングツールの使用を可能にしていると指摘し、取り締まりを強化するよう米国や同盟国に促した。

監視ソフト業界を巡っては、イスラエル企業NSOのスパイウエア「ペガサス」が人権活動家など世界でさまざまな人物のスマートフォンから見つかって以降、監視の目が厳しくなっている。

グーグルの研究者は6日の報告書で、NSOは比較的よく知られているが、悪用目的でのスパイ技術の拡散を助長している小規模企業は多数あると指摘。イタリアのCy4Gate、RCS Labs、Negg Group、ギリシャのインテレクサ、スペインのVaristonなどの企業名を挙げた。