米ヤム・ブランズ、四半期売上高が予想下回る 主力チェーン不振

Reuters

発行済 2024年02月08日 14:01

Deborah Mary Sophia

[7日 ロイター] - 米飲食チェーン大手ヤム・ブランズが7日発表した2023年第4・四半期決算は、売上高が市場予想を下回った。米国の消費環境が不安定な中、「タコベル」、「KFC」、「ピザハット」といった主力チェーンで販売が伸び悩んだ。

第4・四半期の既存店売上高は1%増加。LSEGが集計した市場予想は3.9%増となっていた。

競合するマクドナルドやスターバックスと同様、ヤムの売上高もイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘により打撃を受けた。ヤムは戦闘による第4・四半期売上高への影響は「1桁台前半」と説明。中東やマレーシア、インドネシアなどの市場の事業に痛手となった。