Reuters
発行済 2024年02月10日 01:25
[ロンドン 9日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)が9日発表した週間調査によると、今月7日までの直近週に米国株から156億ドルの資金が流出し、流出額としては昨年9月以来の大きさとなった。一方、中国株への資金流入は188億ドルと過去最高になり、中国の政府系ファンドによる資金流入がけん引した可能性が高いと指摘した。
調査はEPFRのデータを基にしている。春節(旧正月)の休みを控えた今週の中国株式市場は、約5年ぶりの安値から脱するために中国当局が市場を下支えする決意を固めていることを示す兆候が相次いだ。
中国政府系投資会社の中央匯金投資は6日、買い入れの範囲を拡大するとともに、買い入れを増やすと発表した。
一方、週間調査では投資家が米国株から資金を引き揚げる傾向が目立ったにもかかわらず、米S&P総合500種指数は今週、過去最高値を更新した。
投資家が特に嫌気した分野の一つは不動産ファンドで、直近週は11億ドルが流出し、流出額は22年5月以来の大きさとなった。
米ニューヨーク州を地盤とする銀行持ち株会社ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)が先週売り浴びせられたことを契機に、不動産ファンドの問題を抱えた商業用不動産に対するエクスポージャーが焦点となっている。
マネー・マーケット・ファンド(MMF)には直近週に401億ドル相当が流入し、資産規模は6兆ドルを超えた。
が書いた: Reuters
金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。