MSCIグローバル・スタンダード指数、インドのウエート過去最高に

Reuters

発行済 2024年02月13日 13:06

更新済 2024年02月13日 16:45

Bharath Rajeswaran

[ベンガルール 13日 ロイター] - MSCIは2月のインデックス見直しでグローバル・スタンダード(新興国市場)インデックスのインド株のウエートを17.9%から過去最高の18.2%に引き上げた。2月29日の引け後に反映される。

アナリストによると、これにより約12億ドルの資金流入が見込まれる。

インド株のウエートは2020年11月から2倍近くに上昇したことになる。

ヌバマ・オルタナティブ&クオンティテイティブ・リサーチによると、20年の外国人保有制限(FOL)標準化、インド株の持続的な上昇、中国など他の新興国市場のアンダーパフォームが背景。

インド株は中国株に次いで2番目に高いウエートを占めている。中国株のウエートは1年前の26.6%から25.4%に低下する。

ヌバマによると、国内機関投資家からの安定したフローと海外ポーフォリオ投資家の着実な市場参加でインド株のウエートは24年序盤に20%を超える可能性がある。