米リフト、第4四半期は利益が予想上回る コスト削減奏功

Reuters

発行済 2024年02月14日 07:59

更新済 2024年02月14日 13:27

Akash Sriram

[13日 ロイター] - 米配車大手リフトが13日発表した第4・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。コスト削減が奏功する中、2024年に初めてフリーキャッシュフローがプラスになるという。

同社は発表文で重要な利益率の指標が今年500ベーシスポイント(bp)拡大するとの見通しを示し、引け後の時間外取引で株価が一時67%上昇した。

しかしその後の電話会見で、エリン・ブリュワー最高財務責任者(CFO)が50bpに訂正したことから、上げ幅を急速に縮小し17%高となった。

ブロック&レビトンの弁護士ジェイク・ウォーカー氏はこの誤りが訴訟に発展する可能性があると述べた。

同社は昨年、収益性を追求するためレイオフや経営層の削減など積極的な再編計画を実施した。

デビッド・リッシャー最高経営責任者(CEO)は空港でのピックアップ改善なども昨年の成長に寄与したと述べた。

第4・四半期の調整後コア利益は6660万ドルで、市場予想の5620万ドルを上回った。売上高は4%増の12億2000万ドルで、市場予想と一致した。