ステランティス傘下ランチアが新型EV発表、イタリア国外でも投入

Reuters

発行済 2024年02月15日 12:50

更新済 2024年02月15日 13:19

[ミラノ 14日 ロイター] - 欧米自動車大手ステランティス傘下のイタリア車ブランド、ランチアは14日、完全電気自動車(BEV)の小型車「イプシロン」を発表した。イタリア国外での販売再開に向けた、複数年にわたる再投入計画の下で発売する3種類の新型モデルの一番手だ。

ランチアは現在、イタリア国内のみで販売する1モデルだけに事業規模が縮小している。しかしステランティスはこの後、2026年に中型クロスオーバー、28年に小型ハッチバックをそれぞれ投入する計画。両モデルともBEVで、26年からは全保有車両をEV化する。

ランチアのルカ・ナポリターノ最高経営責任者(CEO)は、イプシロンはアウディとミニの顧客をターゲットにしていると述べた。