TDSE Research Memo(9):展開力・営業力の向上を前提に、今後の成長加速に期待

Fisco

発行済 2024年02月16日 15:09

更新済 2024年02月16日 15:30

*15:09JST TDSE Research Memo(9):展開力・営業力の向上を前提に、今後の成長加速に期待 ■TDSE (TYO:7046)の業績動向

4. 中長期成長イメージ
展開力・営業力の強化を前提に、中期経営計画「MISSION2025」第1フェーズに売上高が伸びると予想され、先行費用で抑制気味となる利益も、第1フェーズ後半には伸びを強めると見込んでいる。
事業別では、コンサルティング事業は、顧客ネットワークの広がりを背景に案件数が尻上がりに増え、単価も「大規模×長期化」によって上昇する可能性があると考える。
カギは「大規模×長期化」に対応できるリーティング人材の確保ということになろう。
プロダクト事業では、ソーシャルメディアマーケティング事業は、Xの有償化などを背景に「Quid Monitor」への支持が高まるなか、新製品や「Quid Compete」などとの連携によって機能向上が進む見通しである。
カンバセーショナルAIソリューション事業は、「Cognigy」を中心にプロダクトの連携が増えるとともに、AIの精度が向上していく見通しである。
いずれもプロダクトサービスのラインナップの充実がカギとなるが、蓄積することで収益化が進むストック型収益のため、大きく利益貢献するのは第2フェーズに入ってからであり、中長期目標で同社が掲げている2028年度までにプロダクト事業の売上10億円を達成するという目標に向けて全社を挙げ、推進していくと思われる。


また、此度の新製品展開に向けた社外からのプログラム譲受を決定したことも踏まえ、今後も資金を活用した自前開発に拘らないスピード力ある強化策に期待したい。
なお、同社の経営力強化及び成長力アップにつながるシナジーある大企業との連携やM&Aなど資本政策を含めた戦略についても、競合企業が進めている点も分析し、選択肢として講じることも期待される。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存