AI悪用による選挙妨害阻止、大手IT20社が協力取り組みに合意

Reuters

発行済 2024年02月19日 08:08

Sheila Dang

[16日 ロイター] - 世界の大手IT20社は16日、今年世界中で行われる選挙で、人工知能(AI)を悪用した妨害行為を阻止する取り組みを協力して進めることに合意した。

ミュンヘン安全保障会議で発表され、オープンAIやマイクロソフト、アドビ、メタ・プラットフォームズ、TikTok(ティックトック)、X(旧ツイッター)など生成AI構築に携わったり、有害コンテンツの取り締まりに責任を負っていたりする企業が参加する。

さまざまな文章や画像、動画を要求に応じて瞬時に創造できる生成AIの急速な普及を受け、これらの技術が選挙に不正利用される懸念が強まっている。