パスコ、不二越、航空電子など
Fisco
発行済 2015年10月02日 16:28
(TOKYO:9232) イオン 1959 +40.5買い優勢上半期営業利益は720億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている食品スーパーが好調だったほか、グループ再編も収益増加につながったもよう前年同期は消費増税の影響で大きく落ち込んでいたため、約7割の増益となる格好のようだ子会社群の業績上振れが相次いだことで、好決算は期待されていたが、市場コンセンサスは650億円レベルにとどまっていたことで、素直に好反応が強まる状況となっている
(TOKYO:6474) ツガミ 460 +22反発発行済み株式数が6000万株を切る水準まで、数年かけて自社株買いを継続する方針と伝わっている自己株式を除いた発行済み株式数は現在、約6700万株程度となっており、実質的に700万株超の自社株買いを追加実施する計算となる意欲的な株主還元策を好感する動きに加えて、中国市場が休場中であることも買い安心感を誘う状況となっているようだ
(TOKYO:7606) 日本ハム 2509 +54続伸TPPの農産物関税交渉において、高額豚肉は10年で無関税にすると報じられている加工用の輸入肉類は関税が下がることによって調達コスト削減につながるため、同社などの食肉メーカーにはプラス材料と受け止められているTPP交渉の行方に対する不透明感もあって、足元の株価は調整基調が続いていた
(TOKYO:5333) 航空電子 1999 +103買い優勢メリルリンチ日本証券(ML)では投資判断を「中立」から「買い」に格上げしており、本日の買い材料につながっている目標株価は3300円としているもよう株価は6月高値から40%強調整した水準にあるが、北米大手スマホメーカー向け高納入シェアの維持、中国スマホメーカー向けビジネス増加、自動車用コネクタ受注拡大などを背景に業績そのものは堅調であり、第2四半期決算でファンダメンタルズの好調が確認されれば、上昇に転じる可能性が高いと指摘
ファステップス 539 -75急落前日の引け後に上半期業績予想の上方修正を発表している営業利益は従来予想の1.5億円から2.5億円に増額、メディアソリューション事業におけるスポットCMの受注が堅調に推移したことが背景のもようただ、第1四半期に2億円を計上していることで、特にサプライズは強まる状況には至らず一方、会社側では、受注の伸び悩みで第3四半期以降は減益になる見込みとしており、当面の材料出尽くし感につながっている
パスコ 317 +27反発、前引けにかけて急伸する展開となった同社を含む7社が、自動走行システムの実現に向けた「ダイナミックマップ」構築の試作・評価に係る調査検討を内閣府より受託と伝わっている航空測量の最大手企業である同社の活躍余地は大きいと見られ、自動運転車関連としての位置づけなどを高める動きとなっているようだ
不二越 481 -29さえない前日に第3四半期の決算を発表している通期営業利益は前期比10.4%増益見通しだが、第3四半期累計営業利益は前年同期比1.6%増益にとどまっているほぼ市場想定線の推移だが、想定以上に固定費負担などは膨らむ状況となったまた、6-8月期受注高は前年同期比2%増にとどまり、3-5月期の同8%増に対して増加率は鈍化する傾向にもなっている
Uアローズ 5460 +300しっかりSMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も4600円から5700円に引き上げている月次売上に回復感がでていること、売上改善に伴う在庫の適正化などを背景に、業績予想を上方修正している今期営業利益は118億円から128億円に、来期は130億円から151億円にそれぞれ増額修正また、10月からは売上の前年ハードルが低下、業績回復色が鮮明となりうる点にも注目としている
日ガイシ 2257 -70軟調クレディ・スイス証券(CS)では投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も3550円から2550円に引き下げている中国以外の世界自動車販売成長率の鈍化、為替メリットの縮小、NAS電池の反落、エレクトロニクス事業の減速など、来期業績コンセンサスにはリスクがあると指摘VWの不正問題による短期的な影響は小さいが、ディーゼル車の将来不透明性はリスクとも
アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード
が書いた: Fisco