Reuters
発行済 2024年03月06日 08:06
Siddharth Cavale
[5日 ロイター] - 米ディスカウントストア大手のターゲットが5日発表した第4・四半期(11―1月)決算は、調整後1株利益が2.98ドルと前年同期の1.89ドルから増加し、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の2.42ドルを超えた。
既存店売上高が4.4%減と、アナリスト予想の4.6%減ほど落ち込まず、オンライン売上高は0.7%減で、前期の6%減から持ち直した。
ブラックフライデーやサイバーマンデーの販売が好調で、年末商戦全体の売上高を押し上げた。新たに売り出した宝飾品やキッチン用品なども人気を集めた。
またオンライン注文商品を即日店舗で受け取ることができるサービスが好評で、第4・四半期売上高全体の10%強を占めた。
第4・四半期の粗利益率は前年同期の22.7%から25.6%に上昇。輸送費やサプライチェーン(供給網)関連コストの低下、適正な在庫、値引き品の減少などが貢献した。
2024年通期の調整後1株利益見通しは8.60ー9.60ドルで、中間値はLSEGがまとめたアナリスト予想の9.14ドルとほぼ一致。既存店売上高伸び率見通しは横ばいから2%増と、アナリスト予想平均の0.86%増に比べて総じて強めとなった。
が書いた: Reuters
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