ノボ糖尿病薬「オゼンピック」後期治験、腎・心臓疾患死亡リスクが低減

Reuters

発行済 2024年03月06日 14:12

Stine Jacobsen

[コペンハーゲン 5日 ロイター] - デンマーク製薬大手ノボノルディスクの糖尿病治療薬「オゼンピック」の大規模な後期臨床試験で、糖尿病患者が罹患した慢性腎疾患の進行を遅らせた上、慢性腎疾患と重い心臓疾患による死亡リスクを24%減らせたことが分かった。

オゼンピックは消化管ホルモンを模倣して食欲を抑えるGLP-1受容体作動薬というクラスに属する。今回の大規模治験では2型糖尿病治療と体重減量以外にも効果のあることが示された。