インドがEV輸入関税引き下げ、投資が条件 テスラに朗報

Reuters

発行済 2024年03月15日 20:03

Tanvi Mehta Aditi Shah

[ニューデリー 15日 ロイター] - インド政府は一部の電気自動車(EV)の輸入関税を引き下げると発表した。企業が少なくとも5億ドルの投資と3年以内の工場建設を確約することが条件になる。

米EV大手テスラにとって朗報となった。関係筋によると、同社は昨年7月、工場建設を提案したが、輸入関税の引き下げを要望していた。

投資と製造の要件を満たした企業は、価格が3万5000ドル以上のEVを15%の低税率で一定台数、輸入することができる。現在は価格に応じてEVを含む輸入車に70%か100%の税率が適用されている。

ウェブサイトによると、テスラ車で最も安い「モデル3」はニューヨークで3万8990ドルから販売されている。