中国配車の滴滴、第4四半期は黒字転換 規制問題から回復傾向

Reuters

発行済 2024年03月25日 13:04

[23日 ロイター] - 中国の配車サービス大手、滴滴出行(ディディ・グローバル)が23日発表した2023年第4・四半期決算は、株主帰属純損益が前年同期の9億5300万元の赤字から、8億1800万元(1億1315万ドル)の黒字に転じた。長期にわたる規制問題の影響から徐々に回復していることを示した。

売上高は55.4%増の494億元だった。

第4・四半期の純損益は、アプリの不具合でサービスが利用できなくなったユーザーへの補償に伴い昨年11月に発生した多額の特別費用にも影響を受けた。