rakumo Research Memo(6):前期末より財務構造は変化したものの、財政状態は安定、自己資本比率も高い

Fisco

発行済 2024年03月25日 13:46

更新済 2024年03月25日 14:00

*13:46JST rakumo Research Memo(6):前期末より財務構造は変化したものの、財政状態は安定、自己資本比率も高い ■rakumo (TYO:4060)の業績動向

3. 財政状態、キャッシュ・フローの状況
2023年12月末の総資産は前期末比893百万円増加の2,670百万円となった。
主な変動要因をみると、流動資産は現金及び預金が453百万円増加したことを主因に457百万円増加、固定資産はのれん及び顧客関係資産の増加を主因に無形固定資産が421百万円増加したことを主因に423百万円増加した。


負債合計は前期末比681百万円増加の1,305百万円となった。
主な変動要因を見ると、流動負債においては、売上増加に伴う契約負債の増加が90百万円あった一方で、短期有利子負債は30百万円減少した。
一方、固定負債においてはアドバンテッジアドバイザーズ社との資本業務提携を2023年5月に発表し、当該会社などが出資するファンドに対して第8回新株予約権及び第1回無担保転換社債型新株予約権付社債を割り当てたことにより、転換社債型新株予約権付社債が500百万円増加した。
また、純資産は同212百万円増加の1,365百万円となった。
そのうち、利益剰余金が196百万円増加した。


経営指標をみると、資金調達の実施及びアイヴィジョン社の連結化に伴う財務構造の変化により、自己資本比率が前期末の64.9%から50.9%に低下、DEレシオは0.043倍から0.375倍へと上昇した。
ネットキャッシュ(現金及び預金-有利子負債)は2021年12月期末の1,226百万円、2022年12月期末の1,385百万円に対して、2023年12月期末で1,378百万円へと安定して推移しており、財務内容は良好な状態であると判断される。
また、収益性については売上高営業利益率で23.5%と過去最高であった2021年12月期の23.6%とほぼ高水準を確保している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)

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