日経平均は5日ぶり反落、円安一服で売り優勢の地合いに

Fisco

発行済 2024年03月25日 15:30

更新済 2024年03月25日 15:45

*15:30JST 日経平均は5日ぶり反落、円安一服で売り優勢の地合いに 22日の米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は305.47ドル安(-0.77%)の39475.90ドル、ナスダックは26.98ポイント高(+0.16%)の16428.82、S&P500は7.35ポイント安
(-0.14%)の5234.18で取引を終了した。
史上最高値付近からの利益確定売りに押され、寄り付き後、下落。
ダウは終日軟調に推移した。
一方、携帯端末アップルの回復や生成人工知能(AI)利用の急拡大を背景としたエヌビディアなど半導体セクターの上昇で、ナスダックはプラスに改善し連日で過去最高値を更新。
終盤にかけダウは下げ幅を拡大し、まちまちで終了した。


米国株安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始し、日経平均も前営業日比100円安ほどの水準でスタート。
朝方の日経平均は下げ幅を縮小する場面も見られたが、政府・日銀による為替介入への警戒感がやや高まったことで、為替が1ドル151円10銭台と先週末比では円高に推移。
輸出関連銘柄などが売られたことから、日経平均は安値引けとなった。


大引けの日経平均は前営業日比474.31円安(-1.16%)の40414.12円となった。
東証プライム市場の売買高は16億1094万株、売買代金は4兆3417億円。
セクター別では、精密機器、不動産業、サービス業、銀行業、化学などが下落した一方、陸運業、その他金融業、石油・石炭製品、パルプ・紙、鉄鋼の5セクターのみ上昇した。
東証プライム市場の値上がり銘柄は21%、対して値下がり銘柄は76%となっている。


日経平均採用銘柄では、先週末に買われたシャープ (TYO:6753)が大幅反落となったほか、三井不動産 (TYO:8801)、住友不動産 (TYO:8830)、三菱地所 (TYO:8802)と不動産株がさえない。
また、オリンパス (TYO:7733)、クボタ (TYO:6326)、HOYA (TYO:7741)、ソニーグループ (TYO:6758)
が売られた。
日経平均採用以外の銘柄では、さくらインターネット (TYO:3778)が売り優勢。
また、紅麴を使用した機能性表示食品の自主回収が影響して小林製薬 (TYO:4967)がストップ安となった。


一方、エヌビディア上昇を材料にアドバンテスト (TYO:6857)が買われたほか、日本製鋼所 (TYO:5631)、日本取引所G (TYO:8697)、フジクラ (TYO:5803)が上昇。
このほか、内需関連のニトリHD (TYO:9843)が3日続伸で上場来高値を更新。
日経平均採用以外の銘柄では、24年3月期最終利益と配当予想を上方修正した北海道電力 (TYO:9509)が大幅高となった。

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