米政府、産業の脱炭素化に60億ドル助成 過去最大規模

Reuters

発行済 2024年03月25日 20:03

Andrea Shalal David Shepardson

[ワシントン 25日 ロイター] - 米エネルギー省は25日、温室効果ガスの排出削減に向けた産業プロジェクトに連邦資金60億ドルを助成すると発表した。20州の33プロジェクトが対象になる。

労組組合員の高賃金職を支え、米国の競争力強化につながるとしている。

エネルギー省のグランホルム長官がオハイオ州にある鉄鋼大手クリーブランド・クリフスの施設を訪れ、助成金を発表する。同施設は最大5億ドルを受け取り、新たな電気アーク炉や水素関連技術を導入する。温室効果ガスを100万トン削減できるという。