JAL新社長、新入社員に「挑戦を期待」 大谷選手からもエール

Reuters

発行済 2024年04月01日 18:10

Maki Shiraki

[東京 1日 ロイター] - 日本航空(JAL)は1日、グループ入社式を開催し、同日就任した鳥取三津子新社長は、過去の倒産経験から「チャレンジに会社として少し臆病なところがある」と指摘した上で、われわれも含めて挑戦をしなければならず、「新入社員にも挑戦を期待している」と語った。

鳥取社長は就任後初の取材に、社員の将来を「自分が背負うという気持ちで、責任をひしひしと感じている」と話し、「会社の成長とともに、社会課題を解決していける会社でないと企業としての価値はない。そういう意識を持って進めていきたい」と述べた。

JAL初の女性社長として注目されることが多いが、自らは女性や客室乗務員出身をあまり意識しておらず、「女性だからではなく、自分にしかできないことを見つけて(経営を)やっていきたい」と抱負を語った。