日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は反発、ソシオネクストやファナックが2銘柄で約44円分押し上げ

Fisco

発行済 2024年04月04日 15:46

更新済 2024年04月04日 16:00

*15:46JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は反発、ソシオネクストやファナックが2銘柄で約44円分押し上げ 4日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり175銘柄、値下がり47銘柄、変わらず3銘柄となった。


3日の米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は43.10ドル安(-0.11%)の39127.14ドル、ナスダックは37.01ポイント高(+0.23%)の16277.46、S&P500は5.68ポイント高(+0.11%)の5211.49で取引を終了した。
ADP雇用統計が予想を上回り、利下げがさらに遠のくことを警戒した売りに、寄り付き後、下落。
その後、3月ISM非製造業景況指数が予想外に低下し、消費鈍化を示唆したため金利先安観が再燃。
さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエルFRB議長も、引き続き年内の利下げの可能性を示唆すると、相場は上昇に転じた。
終盤にかけ、消費鈍化を警戒した売りが上値を抑制しダウは再び下落した一方、ナスダックは利下げ期待の再燃でかろうじてプラス圏を維持し、まちまちで終了。


米国市場は高安まちまちだったものの、年度初めの機関投資家による益出しが一巡したとのことで需給面を材料に東京市場は買い優勢でスタート。
日経平均は寄付き直後に40000円台を回復した後は、40243.02円まで上昇。
買い一巡後は、政府・日本銀行による円買い介入警戒が高いことから上値は重くなり、終値での25日移動平均線(39796円)水準回復とはならなかった。


大引けの日経平均は前日比321.29円高(+0.81%)の39773.14円となった。
東証プライム市場の売買高は19億8441万株、売買代金は4兆7963億円。
セクター別では、電気・ガス業、非鉄金属、鉱業、保険業、金属製品などが上昇した一方、空運業、水産・農林業、鉄鋼、陸運業の4セクターのみ下落した。
東証プライム市場の値上がり銘柄は61%、対して値下がり銘柄は34%となっている。


値上がり寄与トップはソシオネクスト (TYO:6526)となり1銘柄で日経平均を約22円押し上げた。
同2位はファナック (TYO:6954)となり、ソフトバンクG (TYO:9984)、TDK (TYO:6762)、リクルートHD (TYO:6098)、アドバンテスト (TYO:6857)、テルモ (TYO:4543)などがつづいた。


一方、値下がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約22円押し下げた。
同2位は東エレク (TYO:8035)となり、レーザーテック (TYO:6920)、ダイキン (TYO:6367)、アステラス薬 (TYO:4503)、キーエンス (TYO:6861)、大塚HD (TYO:4578)などがつづいた。



*15:00現在

日経平均株価    39773.14(+321.29)

値上がり銘柄数   175(寄与度+380.26)
値下がり銘柄数   47(寄与度-58.97)
変わらず銘柄数    3


○値上がり上位銘柄
コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度
(TYO:6526) ソシオネクスト    4689   700  22.88
(TYO:6954) ファナック      4314   132  21.58
(TYO:9984) ソフトバンクG     8780    93  18.24
(TYO:6762) TDK        7615   173  16.97
(TYO:6098) リクルートHD     6671   156  15.30
(TYO:6857) アドバンテ      6350    50  13.08
(TYO:4543) テルモ        2706    49  12.68
(TYO:4063) 信越化        6366    72  11.77
(TYO:4452) 花王         6099   298  9.74
(TYO:4901) 富士フイルム     3375    81  7.94
(TYO:7203) トヨタ自動車     3667    47  7.68
(TYO:9613) NTTデータG       2362    45  7.27
(TYO:6902) デンソー       2835    56  7.26
(TYO:4568) 第一三共       4742    66  6.47
(TYO:8766) 東京海上HD      4757   130  6.37
(TYO:9766) コナミG       10175   177  5.79
(TYO:4704) トレンドマイクロ   7855   167  5.46
(TYO:8058) 三菱商事       3493    55  5.39
(TYO:8031) 三井物産       7076   154  5.03
(TYO:7741) HOYA       18490   305  4.99

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ    45180  -230 -22.56
(TYO:8035) 東エレク       39480  -140 -13.73
(TYO:6920) レーザーテック    41040  -350  -4.58
(TYO:6367) ダイキン工業     20300  -105  -3.43
(TYO:4503) アステラス製薬    1604  -17.5  -2.86
(TYO:6861) キーエンス      68300  -330  -1.08
(TYO:4578) 大塚HD        6316   -33  -1.08
(TYO:9201) 日本航空       2863   -28  -0.92
(TYO:4385) メルカリ       1837  -26.5  -0.87
(TYO:6971) 京セラ        1955    -3  -0.78
(TYO:9432) 日本電信電話      175  -2.3  -0.75
(TYO:6702) 富士通        2424  -22.5  -0.74
(TYO:9022) JR東海        3690   -32  -0.52
(TYO:2269) 明治HD        3333   -38  -0.50
(TYO:2502) アサヒGHD       5530   -15  -0.49
(TYO:1332) ニッスイ        930  -14.9  -0.49
(TYO:4151) 協和キリン      2616  -12.5  -0.41
(TYO:6504) 富士電機       9794   -51  -0.33
(TYO:3382) 7&iHD         2129    -3  -0.29
(TYO:9147) NXHD       7623   -63  -0.21

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存