Reuters
発行済 2024年04月05日 09:33
更新済 2024年04月05日 09:45
[モスクワ 4日 ロイター] - ロシアの液化天然ガス(LNG)生産大手ノバテクは、北極圏で進めている大規模なLNG事業「アークティックLNG2」の規模縮小を余儀なくされている。
欧米の制裁措置で、砕氷タンカーが入手しづらくなっているという。このため、不凍港ムルマンスクでの事業に注力していく方針だ。業界関係筋が語った。
アークティックLNG2は、ロシア最大規模のLNG事業になるはずだった。この事業では、生産施設3カ所からLNGを年間1980万トン、ガスコンデンセートを160万トン生産する予定だった。
ムルマンスクLNG事業は、アークティックLNG2より大規模なプロジェクトになるとみられ、最終的な生産量は年間2040万トンの見通し。生産施設2カ所がまずは2027年末までに、残り1カ所が29年に稼働開始すると見込まれている。
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が書いた: Reuters
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