Reuters
発行済 2024年04月17日 15:38
[アムステルダム 17日 ロイター] - オランダ半導体製造装置メーカーのASMLが17日発表した第1・四半期決算は12億2000万ユーロ(13億ドル)の黒字だった。新規受注は36億ユーロで予想を下回った。
純利益は昨年第4・四半期の20億5000万ユーロから減少。売上高は52億9000万ユーロで、72億4000万ユーロから減少した。
LSEGのデータによると、市場予想は純利益が10億8000万ユーロ、売上高が53億8000万ユーロ、新規受注が約54億ユーロだった。
ピーター・ウェニンク最高経営責任者(CEO)は声明で「2024年通期の見通しは変更しない。業界は不況から回復が続いており、下半期は上半期よりも好調に推移すると見込んでいる」と表明。24年は「移行の年」だと述べた。
同社は24年通期の売上高が23年の276億ユーロとほぼ横ばいになると予想。25年の力強い成長に向けて準備を進めているとした。
米国やオランダの対中輸出規制にもかかわらず、第1・四半期の中国向け販売は引き続き好調だった。中国の顧客向けのリソグラフィー装置の販売は約20億ユーロ(21億2000万ドル)で、全体の49%を占めた。
同社は中国で事業を展開する中国半導体メーカーと外国メーカーの双方に装置を販売しているが、販売の内訳は明らかにしていない。
が書いた: Reuters
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