訂正(発表者側の申し出)トヨタ、プリウス生産を当面停止 後席ドアに問題でリコール

Reuters

発行済 2024年04月17日 16:05

更新済 2024年04月18日 13:54

Maki Shiraki Shinichi Uchida

[東京 17日 ロイター] - トヨタ自動車は17日、後席ドアを開けるスイッチに問題があるとして「プリウス」計13万5305台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。このところ続いていた堤工場(愛知県豊田市)第1ラインの稼働停止は、この問題による品質確認作業のためという。リコール対策品の生産準備に時間がかかることから、プリウスの生産停止を当面継続する。

堤工場では第1ラインの稼働を4日から停止していたが、トヨタの広報担当者は停止の理由について「生産工程の確認作業のため」との説明にとどめていた。同ラインでプリウスと併産している「カローラ」のみ、18日から生産を再開する。プリウスについては、顧客からの店頭受注は引き続き受け付けているが、販売店からメーカーへの発注は停止している。これまでの稼働停止に伴う生産への影響台数は非公表としている。