ユナイテッドヘルス、サイバー攻撃は「相当の」米国民の情報に影響

Reuters

発行済 2024年04月23日 09:39

[22日 ロイター] - 米医療保険・医療サービス大手ユナイテッドヘルス・グループは22日、傘下でヘルスケア情報を扱うチェンジ・ヘルスケアが受けたサイバー攻撃に関する最初の分析結果を公表し、米国民の「相当の割合」の健康および個人情報がアクセス対象に含まれていたと明らかにした。

チェンジ・ヘルスケアのシステムは今年2月21日、「ブラックキャット」としても知られるALPHVと呼ばれるランサムウエア(身代金要求型ウイルス)集団によって攻撃を受けた。

ただ、ユナイテッドヘルスはこのサイバー攻撃によって影響を受けた人の数は公表できず、関係した情報を特定するためのデータの包括的な分析には「数カ月」かかるという。